2008年 07月 01日
今週の特別戦登録 注目馬 |
今週は、重賞のラジオNIKKEI賞に3頭が登録。
3頭とも抽選対象だが、日曜の登録時点で、9/18の抽選突破確率なので、少なくとも1頭は出走できそう。
06年からハンデ戦に変更されたこのレース、菊花賞への道が続いている段階で、3歳限定のハンデ戦を施行することには疑問を感じるが、馬券的にはおもしろくなった。
<ルールプロスパー>
実績と距離適性から最も期待が掛かるのがルールプロスパー。
前走の白百合S(OP)では、初めての千八という距離ながら、逃げ粘って、勝ち馬から0.3秒差の3着に好走。今回も距離に対する不安はまったくなし。
課題であったイレ込み癖も、レース直前までホライゾネットを着用するという工夫を2走前から施したことにより、解消されつつある。
だが、今回は前走より相手関係が強化され、前走のような楽な逃げに持ち込めそうもなく、厳しい戦いを強いられそう。初めての長距離輸送に耐えられるかも鍵。
気性的に逃げなければ力を発揮できない本馬にとって、他馬の出方も鍵を握る。
今回も前走に続き、同型馬のノットアローンが出走予定。前走では無理やり控えてリズムを崩し失敗した同馬だけに、今回は無理に逃げることもないだろうが、
前走のように無理やり抑えて控えることは考えにくい。このノットアローンが前走のように行きたがった場合、激しいハナ争いが展開されることも予想される。
平坦小回り福島と言うことで、単純に考えてしまうと、逃げ先行有利と思いがちになってしまが、過去のこのレースでは、逃げ先行馬は苦戦している。
その要因として、展開が影響していることもあるが、馬場状態も一因にある。
福島の芝は、根付きが悪いだけに、先週のように道悪で開催されると一気に掘り起こされ、荒れてしまう。今週からBコースを使用するので、馬場内側の痛みは軽減されるが、逃げ馬にとって、インコースの馬場状態も結果に大きく影響する。
相手関係が強化された今回は、掲示板に載ってくれれば上出来か。
<アポロラムセス>
実績だけなら、アポロラムセスもルールプロスパーに負けていない。
ただし、スピードがあり、行きたがってしまう現状では、千八という距離は不安。
鋭い末脚で2着に突っ込んだ前々走の葵S(OP)ように、後方でうまく脚を溜めることができるかがポイント。
また、もう一つのポイントとして、小回り福島への対応。大型馬でコーナーワークが上手い方ではなく、広々としたコースの方が向いているタイプ。初めて経験する小回りコースをどうこなすか。後方待機で末脚に賭けて、展開が嵌れば、浮上の余地もある。
芝・ダート兼用の本馬にとって、時計が掛かり出してきた福島の馬場も好材料。
<ハンターキリシマ>
稍重となった前々走の500万下平場戦で撒くり勝ちを決めたハンターキリシマは、母父トニービン譲りの息の長い末脚が武器。
実績と力量では、前述2頭に劣るが、メンバー中最軽量の52キロというハンデを活かしてどこまでやれるか。
ここ2走は、マイル戦だが、距離延長は歓迎。
瞬発力勝負では分が悪いので、前が引っ張る速い流れを期待。
馬場が悪化すれば尚いい。
サイレントハンター産駒の九州産馬ということで、軽視されがちになりそうだが、母系は社台が輸入した良血一族で、いとこにはヒシアトラス(ダート重賞3勝)、ルミナスハーバー(阪神JF3着)といった活躍馬がいる。
地味な印象から人気になりにくいタイプで、どこかで大穴を開けてくれそうな気もするが、はたして今回はどこまでやれるか。
<リメインオブザサン>
函館では、リメインオブザサンが出走予定。
前走は、スタート後に挟まれ位置取りが悪くなってしまった上に、直線でも前を塞がれ、チグハグな競馬となり、力を発揮できずに終わった。
これまでこの馬には、“悩める素質馬”、“問題の男”、“ミスター・チグハグ”、
“チョイ悪オヤジ”など数々のレッテルを貼ってきたが、前走などはまさに、
“ミスター・チグハグ”の本領発揮というようなレースだった。
結局、騎手の指示に対する反応の速さや、勝負どころで上手く立ち回る起用さが
欠けているため、チグハグな競馬に陥りやすい。
そんなこの馬は、好位につけて、早めに抜け出し、押し切る競馬が理想だと思う
が、徐々にズブくなってきたのか、なかなかスタートダッシュがつかない。
前走でも池添はスタート後からかなり押していたが…。
今回も池添が騎乗予定。前走の悔しさを晴らして欲しい。
今回は、スタート後に、一発、二発、出ムチを入れて、気合を入れてやるのもいいかもしれない。
さすがに今回こそ目覚めてくれそうな気がする。
力を十分に発揮できれば、このクラスはすぐにでも突破できる。
ここを快勝し、次々と貼られまくったレッテルを全て剥がしてもらいたいところ。
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3頭とも抽選対象だが、日曜の登録時点で、9/18の抽選突破確率なので、少なくとも1頭は出走できそう。
06年からハンデ戦に変更されたこのレース、菊花賞への道が続いている段階で、3歳限定のハンデ戦を施行することには疑問を感じるが、馬券的にはおもしろくなった。
<ルールプロスパー>
実績と距離適性から最も期待が掛かるのがルールプロスパー。
前走の白百合S(OP)では、初めての千八という距離ながら、逃げ粘って、勝ち馬から0.3秒差の3着に好走。今回も距離に対する不安はまったくなし。
課題であったイレ込み癖も、レース直前までホライゾネットを着用するという工夫を2走前から施したことにより、解消されつつある。
だが、今回は前走より相手関係が強化され、前走のような楽な逃げに持ち込めそうもなく、厳しい戦いを強いられそう。初めての長距離輸送に耐えられるかも鍵。
気性的に逃げなければ力を発揮できない本馬にとって、他馬の出方も鍵を握る。
今回も前走に続き、同型馬のノットアローンが出走予定。前走では無理やり控えてリズムを崩し失敗した同馬だけに、今回は無理に逃げることもないだろうが、
前走のように無理やり抑えて控えることは考えにくい。このノットアローンが前走のように行きたがった場合、激しいハナ争いが展開されることも予想される。
平坦小回り福島と言うことで、単純に考えてしまうと、逃げ先行有利と思いがちになってしまが、過去のこのレースでは、逃げ先行馬は苦戦している。
その要因として、展開が影響していることもあるが、馬場状態も一因にある。
福島の芝は、根付きが悪いだけに、先週のように道悪で開催されると一気に掘り起こされ、荒れてしまう。今週からBコースを使用するので、馬場内側の痛みは軽減されるが、逃げ馬にとって、インコースの馬場状態も結果に大きく影響する。
相手関係が強化された今回は、掲示板に載ってくれれば上出来か。
<アポロラムセス>
実績だけなら、アポロラムセスもルールプロスパーに負けていない。
ただし、スピードがあり、行きたがってしまう現状では、千八という距離は不安。
鋭い末脚で2着に突っ込んだ前々走の葵S(OP)ように、後方でうまく脚を溜めることができるかがポイント。
また、もう一つのポイントとして、小回り福島への対応。大型馬でコーナーワークが上手い方ではなく、広々としたコースの方が向いているタイプ。初めて経験する小回りコースをどうこなすか。後方待機で末脚に賭けて、展開が嵌れば、浮上の余地もある。
芝・ダート兼用の本馬にとって、時計が掛かり出してきた福島の馬場も好材料。
<ハンターキリシマ>
稍重となった前々走の500万下平場戦で撒くり勝ちを決めたハンターキリシマは、母父トニービン譲りの息の長い末脚が武器。
実績と力量では、前述2頭に劣るが、メンバー中最軽量の52キロというハンデを活かしてどこまでやれるか。
ここ2走は、マイル戦だが、距離延長は歓迎。
瞬発力勝負では分が悪いので、前が引っ張る速い流れを期待。
馬場が悪化すれば尚いい。
サイレントハンター産駒の九州産馬ということで、軽視されがちになりそうだが、母系は社台が輸入した良血一族で、いとこにはヒシアトラス(ダート重賞3勝)、ルミナスハーバー(阪神JF3着)といった活躍馬がいる。
地味な印象から人気になりにくいタイプで、どこかで大穴を開けてくれそうな気もするが、はたして今回はどこまでやれるか。
<リメインオブザサン>
函館では、リメインオブザサンが出走予定。
前走は、スタート後に挟まれ位置取りが悪くなってしまった上に、直線でも前を塞がれ、チグハグな競馬となり、力を発揮できずに終わった。
これまでこの馬には、“悩める素質馬”、“問題の男”、“ミスター・チグハグ”、
“チョイ悪オヤジ”など数々のレッテルを貼ってきたが、前走などはまさに、
“ミスター・チグハグ”の本領発揮というようなレースだった。
結局、騎手の指示に対する反応の速さや、勝負どころで上手く立ち回る起用さが
欠けているため、チグハグな競馬に陥りやすい。
そんなこの馬は、好位につけて、早めに抜け出し、押し切る競馬が理想だと思う
が、徐々にズブくなってきたのか、なかなかスタートダッシュがつかない。
前走でも池添はスタート後からかなり押していたが…。
今回も池添が騎乗予定。前走の悔しさを晴らして欲しい。
今回は、スタート後に、一発、二発、出ムチを入れて、気合を入れてやるのもいいかもしれない。
さすがに今回こそ目覚めてくれそうな気がする。
力を十分に発揮できれば、このクラスはすぐにでも突破できる。
ここを快勝し、次々と貼られまくったレッテルを全て剥がしてもらいたいところ。
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by masa_ishizawa
| 2008-07-01 23:39
| 出走情報