2007年 11月 15日
ダンシングカラー産駒 船橋で重賞初制覇! |
14日、船橋競馬場で行われた2歳馬地方交流重賞・平和賞(南関東G3・ダート1600m)で、新種牡馬ダンシングカラー産駒のノースダンデー(牡2)が重賞初制覇を成し遂げた。
この勝利が父ダンシングカラーにとっても中央・地方通じての産駒重賞初制覇となった。
これでノースダンデーは通算成績を4戦2勝(重賞1勝)とした。
レースでは、1コーナーで無理なくハナに立つと、マイペースの逃げに持ち込み、先頭のまま直線を向く。直線では2番手を追走していた4番人気バルバンクールとの叩き合いに。残り100m付近でこれを競り落とすと、外から猛追してきた7番人気ドリームスカイの追撃をクビ差抑えてゴールした。
ノースダンデーの母系を見ると、なかなか優秀な血統。
ブレイヴェストローマン産駒の母ブゼンワイルドは中央で2戦0勝という競走成績に終わっているが、半兄ボトムズアップ (父パークリージェント) は中央のダートを5勝、半姉スペルティグレス(父サニーブライアン)はデビュー戦を1番人気で快勝すると、2戦目の特別戦ではマイネルセレクトの3着に入るなど10戦してダートを3勝した。
また4代母ロングパワーの系統からは、ウイングアロー、ユーセイトップラン、ロングプライドといった活躍馬が出ている。
父ダンシングカラーは名馬ダンシングブレーヴの産駒。従兄には英スプリントGIを2勝し、06年スプリンターズS7着のレザークがいる。現役時には4戦目で勝ち上がると、続く特別戦も快勝。若葉Sでクビ差の3着に敗れ、皐月賞出走は惜しくも逃したが、オープン特別ベンジャミンSを1番人気で快勝。続くダービーでは11番人気ながら重馬場の中をしぶとい走りを見せ、ジャングルポケット、ダンツフレームに続く3着と健闘した。
だがその後は故障によって大成できずに終わった。
ダービーで先着を許し、後にGI馬にもなったダンツフレームが種牡馬になれないという厳しい馬産界の中で、ダンシングカラーは良血を買われ種牡馬入り。初年度産駒は17頭いる。
ノースダンデーの血統的長所は何と言っても名馬ダンシングブレーヴの血が入っている点。
国内外で多くの活躍馬を輩出したダンシングブレーヴは直仔だけでなく、レギュラーメンバー、ラスカルスズカ、カワカミプリンセス、シャドウゲイト、アサクサキングスと孫の代に入っても多くの活躍馬が出ており、その枝葉が広がっている。
こういった背景からもダンシングブレーヴ産駒のダンシングカラーにも種牡馬として期待がかかる。
またノースダンデーの母父のブレイヴェストローマンと言えば、マイナー種牡馬産駒の中だけでもメイショウバトラー、サチノスイーティー、サンレイジャスパーとブレイヴェストローマンの血が入っている馬が活躍しているように、日本で実績を残してきた。
このダンシングブレーヴとブレイヴェストローマンという日本で実績のある種牡馬の血が入っているノースダンデーは血統的にも期待できるものがある。
成長力もあるだろうし、ノースダンデーの今後のさらなる活躍を期待したい。
メルマガ版では毎週、マイナー種牡馬の産駒のレース結果と
マイナー種牡馬を1頭ピックアップして特集する他、
マイナー種牡馬ランキングやマイナー種牡馬産駒番付も掲載しています。
「頑張れ!!マイナー種牡馬とその産駒たち」
のメルマガ版はこちらから無料で登録できます。 バックナンバーも見れます。
http://blog.mag2.com/m/log/0000170640/
この勝利が父ダンシングカラーにとっても中央・地方通じての産駒重賞初制覇となった。
これでノースダンデーは通算成績を4戦2勝(重賞1勝)とした。
レースでは、1コーナーで無理なくハナに立つと、マイペースの逃げに持ち込み、先頭のまま直線を向く。直線では2番手を追走していた4番人気バルバンクールとの叩き合いに。残り100m付近でこれを競り落とすと、外から猛追してきた7番人気ドリームスカイの追撃をクビ差抑えてゴールした。
ノースダンデーの母系を見ると、なかなか優秀な血統。
ブレイヴェストローマン産駒の母ブゼンワイルドは中央で2戦0勝という競走成績に終わっているが、半兄ボトムズアップ (父パークリージェント) は中央のダートを5勝、半姉スペルティグレス(父サニーブライアン)はデビュー戦を1番人気で快勝すると、2戦目の特別戦ではマイネルセレクトの3着に入るなど10戦してダートを3勝した。
また4代母ロングパワーの系統からは、ウイングアロー、ユーセイトップラン、ロングプライドといった活躍馬が出ている。
父ダンシングカラーは名馬ダンシングブレーヴの産駒。従兄には英スプリントGIを2勝し、06年スプリンターズS7着のレザークがいる。現役時には4戦目で勝ち上がると、続く特別戦も快勝。若葉Sでクビ差の3着に敗れ、皐月賞出走は惜しくも逃したが、オープン特別ベンジャミンSを1番人気で快勝。続くダービーでは11番人気ながら重馬場の中をしぶとい走りを見せ、ジャングルポケット、ダンツフレームに続く3着と健闘した。
だがその後は故障によって大成できずに終わった。
ダービーで先着を許し、後にGI馬にもなったダンツフレームが種牡馬になれないという厳しい馬産界の中で、ダンシングカラーは良血を買われ種牡馬入り。初年度産駒は17頭いる。
ノースダンデーの血統的長所は何と言っても名馬ダンシングブレーヴの血が入っている点。
国内外で多くの活躍馬を輩出したダンシングブレーヴは直仔だけでなく、レギュラーメンバー、ラスカルスズカ、カワカミプリンセス、シャドウゲイト、アサクサキングスと孫の代に入っても多くの活躍馬が出ており、その枝葉が広がっている。
こういった背景からもダンシングブレーヴ産駒のダンシングカラーにも種牡馬として期待がかかる。
またノースダンデーの母父のブレイヴェストローマンと言えば、マイナー種牡馬産駒の中だけでもメイショウバトラー、サチノスイーティー、サンレイジャスパーとブレイヴェストローマンの血が入っている馬が活躍しているように、日本で実績を残してきた。
このダンシングブレーヴとブレイヴェストローマンという日本で実績のある種牡馬の血が入っているノースダンデーは血統的にも期待できるものがある。
成長力もあるだろうし、ノースダンデーの今後のさらなる活躍を期待したい。
メルマガ版では毎週、マイナー種牡馬の産駒のレース結果と
マイナー種牡馬を1頭ピックアップして特集する他、
マイナー種牡馬ランキングやマイナー種牡馬産駒番付も掲載しています。
「頑張れ!!マイナー種牡馬とその産駒たち」
のメルマガ版はこちらから無料で登録できます。 バックナンバーも見れます。
http://blog.mag2.com/m/log/0000170640/
by masa_ishizawa
| 2007-11-15 23:30
| 地方競馬