2006年 11月 27日
JCダート 回顧 |
アロンダイトには驚かされた。
準オープンを勝ったばかりで、さらに重賞初挑戦でGIを制覇してしまうとは・・・。
陣営も力試しのつもりが、思わぬ好結果に繋がり驚いていたようだが、アロンダイトの精神面を含めた急激な成長があり、その素質が一気に花開いたのだろう。
将来非常に楽しみな馬がダート路線に現れた。
エルコンドルパサーはラストクロップでGI馬2頭を輩出した。
ソングオブウインドが菊花賞を勝った際も書いたが、芝、ダート、距離を問わず様々なタイプの産駒を出している。
つくづくその早世が惜しまれるところだ。
シーキングザダイヤはまたしても2着・・・。
ユタカは完璧に騎乗したので、この結果は仕方ないだろう。
相手の力が上だった・・・。
フィールドルージュは流れが向かない中、後方からよく伸びてきた。
GI初挑戦でよく頑張ったと言えるだろう。
着実に成長しているようで、この馬も今後が楽しみ。
ただ、ダート戦では今回のような後方一気ではなかなか勝ち切るまでは厳しいだろう。
直線の短い地方では尚更だ。
サンライズバッカスとブルーコンコルドは、ともにスムーズな競馬が出来なかったのが痛かった。
スムーズな競馬が出来ていれば、フィールドルージュくらいはやれていたはずだ。
それでも、ブルーコンコルドはこの距離でも対応できることを示したのは大きな収穫だっただろう。
さて、メイショウバトラーだが、哲三はハナには立ちたくなかっただろうが、スタート後に少しかかってしまい、無理に抑えても得策ではないと判断したのかそのまま行かせた。
その後は折り合い、マイペースで逃げることが出来たので、この判断は間違っていなかっただろう。
直線では、残り400mまでは踏ん張っていたものの、そこからズルズルと後退してしまった。
やはり、この馬にとってベストとは言えないこの距離での瞬発力勝負では分が悪かったようだ。
血統面からもこの馬は本質的にマイラーだろう。
そして前走のように、マイル前後の距離でそのスピードを活かし、早めに先頭に立ちそのまま押し切るというような競馬が合っているだろう。
今後は東京大賞典などと言わずに、一息入れてから来年のフェブラリーSを目標にしてほしい。
前走のJBCマイルで、この馬の力を全て出し切りながらも完敗したブルーコンコルドには到底敵わないだろうが、この馬の適距離での戦いであれば、今回のメンバー相手でも掲示板なら十分に狙えるだろう。
この馬も年が明ければ、7歳になる。
さすがに今以上の成長は見込めないだろうから、何が何でもGI制覇というような無理なローテーションは組まずに、後は引退まで無事に競争生活を送ってもらいたい。
もちろん、この馬がGI制覇を成し遂げてくれたら、こんなに嬉しいことはないが・・。
「本当は3番手くらいに控えて行きたかったのですが、無理に引っ張るわけにもいかなかった。いいペースで運べましたが、この距離で瞬発力比べになると厳しいですね」(佐藤哲三騎手)
準オープンを勝ったばかりで、さらに重賞初挑戦でGIを制覇してしまうとは・・・。
陣営も力試しのつもりが、思わぬ好結果に繋がり驚いていたようだが、アロンダイトの精神面を含めた急激な成長があり、その素質が一気に花開いたのだろう。
将来非常に楽しみな馬がダート路線に現れた。
エルコンドルパサーはラストクロップでGI馬2頭を輩出した。
ソングオブウインドが菊花賞を勝った際も書いたが、芝、ダート、距離を問わず様々なタイプの産駒を出している。
つくづくその早世が惜しまれるところだ。
シーキングザダイヤはまたしても2着・・・。
ユタカは完璧に騎乗したので、この結果は仕方ないだろう。
相手の力が上だった・・・。
フィールドルージュは流れが向かない中、後方からよく伸びてきた。
GI初挑戦でよく頑張ったと言えるだろう。
着実に成長しているようで、この馬も今後が楽しみ。
ただ、ダート戦では今回のような後方一気ではなかなか勝ち切るまでは厳しいだろう。
直線の短い地方では尚更だ。
サンライズバッカスとブルーコンコルドは、ともにスムーズな競馬が出来なかったのが痛かった。
スムーズな競馬が出来ていれば、フィールドルージュくらいはやれていたはずだ。
それでも、ブルーコンコルドはこの距離でも対応できることを示したのは大きな収穫だっただろう。
さて、メイショウバトラーだが、哲三はハナには立ちたくなかっただろうが、スタート後に少しかかってしまい、無理に抑えても得策ではないと判断したのかそのまま行かせた。
その後は折り合い、マイペースで逃げることが出来たので、この判断は間違っていなかっただろう。
直線では、残り400mまでは踏ん張っていたものの、そこからズルズルと後退してしまった。
やはり、この馬にとってベストとは言えないこの距離での瞬発力勝負では分が悪かったようだ。
血統面からもこの馬は本質的にマイラーだろう。
そして前走のように、マイル前後の距離でそのスピードを活かし、早めに先頭に立ちそのまま押し切るというような競馬が合っているだろう。
今後は東京大賞典などと言わずに、一息入れてから来年のフェブラリーSを目標にしてほしい。
前走のJBCマイルで、この馬の力を全て出し切りながらも完敗したブルーコンコルドには到底敵わないだろうが、この馬の適距離での戦いであれば、今回のメンバー相手でも掲示板なら十分に狙えるだろう。
この馬も年が明ければ、7歳になる。
さすがに今以上の成長は見込めないだろうから、何が何でもGI制覇というような無理なローテーションは組まずに、後は引退まで無事に競争生活を送ってもらいたい。
もちろん、この馬がGI制覇を成し遂げてくれたら、こんなに嬉しいことはないが・・。
「本当は3番手くらいに控えて行きたかったのですが、無理に引っ張るわけにもいかなかった。いいペースで運べましたが、この距離で瞬発力比べになると厳しいですね」(佐藤哲三騎手)
by masa_ishizawa
| 2006-11-27 22:12
| レースの感想