2006年 09月 11日
京成杯AH 回顧 |
このレースは予想外の展開が、勝った馬に味方した。
戦前の予想では、ストーミーカフェがハナを切ると思われていたが、ストーミーカフェが控えたことによって、ステキシンスケクンが先行有利の開幕週の馬場を気持ちよさそうに、マイペースで単独の逃げが打てた。
1000M通過タイムが56.7とハイペースに思えるが、後藤がレース後に語ったように、この馬にとっては、絶好の馬場もあり実に楽な逃げだったようだ。
先行争いが激化すると予想し、逃げ先行勢を切っていた私は、この時点で「やばい・・・」と思った。
この素晴らしいスピードはマイルより、さらに短い距離の方が活きそう。
マイルCSに出走するようであれば、人気になっても軽視したい。
それにしても、ストーミーカフェに騎乗した吉永護は、なぜあんな騎乗をしたのだろうか。
確かにストーミーカフェには、逃げ一手でなく、控える競馬を身に付けさせたいというのはよく分かる。
しかし、今回のレースはインコース有利の開幕週の馬場で、この馬にとってベストの距離とも言えるマイル戦だ。
この馬にとってベストの条件が揃った今回は、ムキになって走るというこの馬の欠点を矯正するような騎乗ではなく、スピードというこの馬の良さを最大限引き出すような思い切りの良い騎乗をすべきだっただろう。
つまり逃げるということだ。
そうすれば、少なくともあのような惨めな着順にならなかっただろう。
このような中途半端で煮え切らない面が、吉永護を現状の成績に表れているのだろう。
思い切りの良い後藤とは正反対であり、このあたりも一流と三流の違いなのであろう。
直線メンバー中最速タイの上がりでハナ差の2着に猛追したカンファーベストは、最も強い内容の競馬をした。
やはりマイル戦が合っているようだ。
この走りを見ると、もっと早くマイルを走らせておけば・・・という気もするが、晩成の血統なので今後何とかマイル路線で大成してもらいたいものだ。
この後は、変な色気を出して、天皇賞・秋に出走するようなことはせずに、マイル路線一本に絞って欲しい。
せっかくマイル路線転向で好転したリズムを崩しかねないからだ。
マイル路線一本に絞れば、マイルCSでも好勝負をしてくれそうだ。
3着のマイネルスケルツィは、休養明けで余裕残しの仕上げという点を考慮すると、まずまずの内容だった。
次に繋がるレースだった。
4着のローエングリンは、有利な最内枠を引きながら、直線は大外に持ち出すというお粗末な競馬だったが、抑える競馬が徐々に板についてきたようだ。
インセンティブガイは、ダービー卿CTのときのように大崩れしてしまった。
気性的にムラのある馬なのだろう。
しかし、マイルCSでも軽視はできないだろう。
戦前の予想では、ストーミーカフェがハナを切ると思われていたが、ストーミーカフェが控えたことによって、ステキシンスケクンが先行有利の開幕週の馬場を気持ちよさそうに、マイペースで単独の逃げが打てた。
1000M通過タイムが56.7とハイペースに思えるが、後藤がレース後に語ったように、この馬にとっては、絶好の馬場もあり実に楽な逃げだったようだ。
先行争いが激化すると予想し、逃げ先行勢を切っていた私は、この時点で「やばい・・・」と思った。
この素晴らしいスピードはマイルより、さらに短い距離の方が活きそう。
マイルCSに出走するようであれば、人気になっても軽視したい。
それにしても、ストーミーカフェに騎乗した吉永護は、なぜあんな騎乗をしたのだろうか。
確かにストーミーカフェには、逃げ一手でなく、控える競馬を身に付けさせたいというのはよく分かる。
しかし、今回のレースはインコース有利の開幕週の馬場で、この馬にとってベストの距離とも言えるマイル戦だ。
この馬にとってベストの条件が揃った今回は、ムキになって走るというこの馬の欠点を矯正するような騎乗ではなく、スピードというこの馬の良さを最大限引き出すような思い切りの良い騎乗をすべきだっただろう。
つまり逃げるということだ。
そうすれば、少なくともあのような惨めな着順にならなかっただろう。
このような中途半端で煮え切らない面が、吉永護を現状の成績に表れているのだろう。
思い切りの良い後藤とは正反対であり、このあたりも一流と三流の違いなのであろう。
直線メンバー中最速タイの上がりでハナ差の2着に猛追したカンファーベストは、最も強い内容の競馬をした。
やはりマイル戦が合っているようだ。
この走りを見ると、もっと早くマイルを走らせておけば・・・という気もするが、晩成の血統なので今後何とかマイル路線で大成してもらいたいものだ。
この後は、変な色気を出して、天皇賞・秋に出走するようなことはせずに、マイル路線一本に絞って欲しい。
せっかくマイル路線転向で好転したリズムを崩しかねないからだ。
マイル路線一本に絞れば、マイルCSでも好勝負をしてくれそうだ。
3着のマイネルスケルツィは、休養明けで余裕残しの仕上げという点を考慮すると、まずまずの内容だった。
次に繋がるレースだった。
4着のローエングリンは、有利な最内枠を引きながら、直線は大外に持ち出すというお粗末な競馬だったが、抑える競馬が徐々に板についてきたようだ。
インセンティブガイは、ダービー卿CTのときのように大崩れしてしまった。
気性的にムラのある馬なのだろう。
しかし、マイルCSでも軽視はできないだろう。
by masa_ishizawa
| 2006-09-11 20:22
| レースの感想