2006年 05月 14日
ヴィクトリアマイル 予想 |
ポイント
・天気と馬場状態
・ 逃げ馬不在で、ペースは速くならないと予想される。
本命はディアデラノビアを推す。この馬、故障後は勝っていないが、それでも徐々に本来の調子を取り戻しつつあり、ここ3走はメンバー中最速の上がりタイムを記録している。この強烈な末脚がこの馬の持ち味で、全10戦中7戦がメンバー中最速の上がりタイムを記録している。また、その末脚は東京コースで最も威力を発揮するのは、とても届かないような位置から鬼脚で差し切ったフローラSを見ても分かる。 また、掛かり癖のあるこの馬にとって、明らかに距離が長すぎるオークスでも道中行きたがりながら、シーザリオ、エアメサイアと差のない競馬をしたことからもこの馬の能力の高さを測ることができる。ベストの東京マイルで能力を出し切れば、エアメサイアには負けないだろう。ただ、この馬は行きたがるという悪癖がある。前2走とも道中行きたがっていた。それで、ダンスインザムードと差の無い競馬をしてるので、得意の東京でうまく折り合えば、ダンスインザムードより上位と見る。コンビを組んで3走目の岩田騎手もそろそろこの馬の特徴を掴んで、今回はうまく折り合ってくれると思う。
道中折り合えば、この馬が直線で馬場のいいところを強烈な末脚で伸びてくる。展開的にハイペースにはなりそうもないので、最後は決め手に勝る馬がこのレースを制すると見ている。
それとどうでもいいことだが、実況アナが直線でこの馬の名前を舌をかまずに、連呼できるかもちょっとした注目だな。
対抗はダンスインザムード。この馬、桜花賞から2年以上勝っていないが、決して早熟ではない。むしろ血統的にこれからさらに力をつけるタイプ。精神的にも大人になり、落ち着きが出て、競争馬として今が最も充実している。前走で古馬マイル路線でトップクラスのダイワメジャーと差のない競馬をしたことからもその充実ぶりを見て取れた。マイルCSではラインクラフトにクビ差先着を許しているが、あれは早めにダイワメジャーを交わしに行った分、末が甘くなりラインクラフトに足元をすくわれた感じ。レース内容からはこの馬の方が強かった。東京マイル戦ならラインクラフトより上だろう。あとは、北村騎手が最内からどんな手綱さばきを見せるかだ。
3番手はラインクラフト。ここ2戦1200M、1400Mを使ってきて結果を出し、短距離のペースに慣れたことが気になる。もともと行きたがる気性の馬で昨年の阪神牝馬Sでその悪癖を披露してしまった。ユーイチも「昔よりパワーアップしているので、うまく抑えられるか不安。」とこぼしている。東京のマイル戦は、スプリンター寄りのマイラーより、中距離もこなせるマイラーの方が好成績を残すコース。馬体からも近走のレースぶりからもこの馬は明らかにスプリンター寄りのマイラーで、陣営もベストは1400Mと認めている。
NHKマイルCを勝っているが、あのレースは2、3着馬のその後の成績が示すとおり、レベルの低いレースであった。
それでも、今回のレースはペースが速くならないと予想されるため、うまく折り合えばスプリンター寄りのマイラーのこの馬も通用すると見て、一応押さえておく。
エアメサイアは、前走でラインクラフトに短距離レースでは決定的とも思える差をつけられたしまった。今回は距離が200M伸びるが、その差を逆転するのは難しいと見て、切る。
この馬にとってマイル戦はこなせないことはないが、ベストではない。また、血統的にもまだ成長過程で競争馬としての完成度は上記3頭より劣っている。デュランダル、アドマイヤマックスをはじめとした多くのサンデー×ノーザンテーストの配合馬のように、今年秋以降に完成する馬だろう。距離適正と馬の完成度から今回は3着までが、精一杯だろう。
ヤマニンシュクルは、瞬発力勝負ではさすがに分が悪い。ハイペースになり、スタミナと底力が要求されるレースになれば浮上の余地もあるが、今回はそのような展開になりそうもないので、切る。
<結論>
◎ 13 ディアデラノビア
○ 1 ダンスインザムード
▲ 6 ラインクラフト
<買い目>
単勝 13 ディアデラノビア
馬連ボックス 1、6、13
・天気と馬場状態
・ 逃げ馬不在で、ペースは速くならないと予想される。
本命はディアデラノビアを推す。この馬、故障後は勝っていないが、それでも徐々に本来の調子を取り戻しつつあり、ここ3走はメンバー中最速の上がりタイムを記録している。この強烈な末脚がこの馬の持ち味で、全10戦中7戦がメンバー中最速の上がりタイムを記録している。また、その末脚は東京コースで最も威力を発揮するのは、とても届かないような位置から鬼脚で差し切ったフローラSを見ても分かる。 また、掛かり癖のあるこの馬にとって、明らかに距離が長すぎるオークスでも道中行きたがりながら、シーザリオ、エアメサイアと差のない競馬をしたことからもこの馬の能力の高さを測ることができる。ベストの東京マイルで能力を出し切れば、エアメサイアには負けないだろう。ただ、この馬は行きたがるという悪癖がある。前2走とも道中行きたがっていた。それで、ダンスインザムードと差の無い競馬をしてるので、得意の東京でうまく折り合えば、ダンスインザムードより上位と見る。コンビを組んで3走目の岩田騎手もそろそろこの馬の特徴を掴んで、今回はうまく折り合ってくれると思う。
道中折り合えば、この馬が直線で馬場のいいところを強烈な末脚で伸びてくる。展開的にハイペースにはなりそうもないので、最後は決め手に勝る馬がこのレースを制すると見ている。
それとどうでもいいことだが、実況アナが直線でこの馬の名前を舌をかまずに、連呼できるかもちょっとした注目だな。
対抗はダンスインザムード。この馬、桜花賞から2年以上勝っていないが、決して早熟ではない。むしろ血統的にこれからさらに力をつけるタイプ。精神的にも大人になり、落ち着きが出て、競争馬として今が最も充実している。前走で古馬マイル路線でトップクラスのダイワメジャーと差のない競馬をしたことからもその充実ぶりを見て取れた。マイルCSではラインクラフトにクビ差先着を許しているが、あれは早めにダイワメジャーを交わしに行った分、末が甘くなりラインクラフトに足元をすくわれた感じ。レース内容からはこの馬の方が強かった。東京マイル戦ならラインクラフトより上だろう。あとは、北村騎手が最内からどんな手綱さばきを見せるかだ。
3番手はラインクラフト。ここ2戦1200M、1400Mを使ってきて結果を出し、短距離のペースに慣れたことが気になる。もともと行きたがる気性の馬で昨年の阪神牝馬Sでその悪癖を披露してしまった。ユーイチも「昔よりパワーアップしているので、うまく抑えられるか不安。」とこぼしている。東京のマイル戦は、スプリンター寄りのマイラーより、中距離もこなせるマイラーの方が好成績を残すコース。馬体からも近走のレースぶりからもこの馬は明らかにスプリンター寄りのマイラーで、陣営もベストは1400Mと認めている。
NHKマイルCを勝っているが、あのレースは2、3着馬のその後の成績が示すとおり、レベルの低いレースであった。
それでも、今回のレースはペースが速くならないと予想されるため、うまく折り合えばスプリンター寄りのマイラーのこの馬も通用すると見て、一応押さえておく。
エアメサイアは、前走でラインクラフトに短距離レースでは決定的とも思える差をつけられたしまった。今回は距離が200M伸びるが、その差を逆転するのは難しいと見て、切る。
この馬にとってマイル戦はこなせないことはないが、ベストではない。また、血統的にもまだ成長過程で競争馬としての完成度は上記3頭より劣っている。デュランダル、アドマイヤマックスをはじめとした多くのサンデー×ノーザンテーストの配合馬のように、今年秋以降に完成する馬だろう。距離適正と馬の完成度から今回は3着までが、精一杯だろう。
ヤマニンシュクルは、瞬発力勝負ではさすがに分が悪い。ハイペースになり、スタミナと底力が要求されるレースになれば浮上の余地もあるが、今回はそのような展開になりそうもないので、切る。
<結論>
◎ 13 ディアデラノビア
○ 1 ダンスインザムード
▲ 6 ラインクラフト
<買い目>
単勝 13 ディアデラノビア
馬連ボックス 1、6、13
by masa_ishizawa
| 2006-05-14 13:59
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