2006年 05月 01日
天皇賞 レース回顧 |
今年の天皇賞、まさにディープの一人舞台。とてつもない強さであった。ディープにとっては単なる海外への助走のようでもあった。ディープなら海外でも飛んでくれそうだ。武豊騎手の勝利インタビューでの「(世界に)これ以上、強い馬っているんですかねー。」という言葉が実に印象的なコメントだった。
2着のリンカーンは実力を出し切った。ノリもディープを負かそうとする奇襲ではなく、自分の競馬に徹してこの馬の力を出し切る最高の騎乗であった。今日は相手が悪すぎた。宝塚記念はそのディープがいないから、初GIの制覇の期待がかかる。
3着のストラタジェムは2走前までは準オープンでも勝ちきれなかった馬だけに、よく頑張った。この馬、相手に関係なく善戦するところは、ステイゴールドのようでもある。ステイゴールドがGI善戦ホースになったのも丁度この天皇賞・春で2着に入ってからだった。ステイゴールドはその後、目黒記念でも3着で、人気を落とした宝塚記念でまたもや2着に入り穴を開けている。ストラタジェムははたして今後ステイゴールドのようになるのか?宝塚でも注目だ。
私が推したマッキーマックスは、直線に入ったところまでは完璧だったが、直線はいつもように伸びてこなかった。レース後、藤田が語っていたように、目に見えない疲れがあったのかもしれない。この馬もともと体質が弱く、出世が遅れたが、前走の道悪での激走から中2週のローテーションが響いたのかもしれない。
トウカイトリックはスタート後ムチをいれてまでハナに立とうとしたが、ハナに立てず結局ブルートルネードと併走する中途半端な形となってしまった。仕掛けるタイミングも明らかに遅く、4コーナーでは馬群に呑まれるのを待っていると言っても過言ではない位置。あれではこの馬の持ち味が生きない。
2着のリンカーンは実力を出し切った。ノリもディープを負かそうとする奇襲ではなく、自分の競馬に徹してこの馬の力を出し切る最高の騎乗であった。今日は相手が悪すぎた。宝塚記念はそのディープがいないから、初GIの制覇の期待がかかる。
3着のストラタジェムは2走前までは準オープンでも勝ちきれなかった馬だけに、よく頑張った。この馬、相手に関係なく善戦するところは、ステイゴールドのようでもある。ステイゴールドがGI善戦ホースになったのも丁度この天皇賞・春で2着に入ってからだった。ステイゴールドはその後、目黒記念でも3着で、人気を落とした宝塚記念でまたもや2着に入り穴を開けている。ストラタジェムははたして今後ステイゴールドのようになるのか?宝塚でも注目だ。
私が推したマッキーマックスは、直線に入ったところまでは完璧だったが、直線はいつもように伸びてこなかった。レース後、藤田が語っていたように、目に見えない疲れがあったのかもしれない。この馬もともと体質が弱く、出世が遅れたが、前走の道悪での激走から中2週のローテーションが響いたのかもしれない。
トウカイトリックはスタート後ムチをいれてまでハナに立とうとしたが、ハナに立てず結局ブルートルネードと併走する中途半端な形となってしまった。仕掛けるタイミングも明らかに遅く、4コーナーでは馬群に呑まれるのを待っていると言っても過言ではない位置。あれではこの馬の持ち味が生きない。
by masa_ishizawa
| 2006-05-01 15:39
| レースの感想