2006年 04月 09日
桜花賞予想 その2 過去10年の傾向2 枠順&ローテーション 、最終結論 |
桜花賞と言えば魔の桜花賞ペースと言われるほどハイペースになりやすい。その要因となっているのが、そのコース形態だ。スタート後にすぐ1コーナーがあるため、外枠の馬が少しでもいいポジションを取るために、スタート後から押して仕掛けるためハイペースになりやすいのだ。よって外枠不利とも言われている。そこで、過去10年の連対馬の枠順と展開を探ってみた。
何と下表のようなおもしろい結果が出た。
馬番 連対馬数
1~3番 0
4~6番 2
7~9番 6
10~12番 1
13~15番 7
16~18番 4
(桜花賞・過去10年の連対馬の枠順)
不利と言われている外枠は意外と成績がよく、逆に内枠に行くほど成績が悪いのだ。1~3番にいたっては、連対が0だ。もちろんこの結果には、力のある馬がどの枠に入ったかによることはもちろんだが、ここで言える事は。外枠はさほど気にしなくて良い。むしろ内枠の馬は敬遠すべきということだろう。内枠に入ると外から包まれて、スムーズな競馬ができないということが考えられる。
次に展開面。下表は過去10年の勝ち馬の3、4コーナーでの、それぞれの位置取りを示したものである。一目瞭然だが、やはり直線の短い阪神1600Mを勝つには、ある程度前に位置しなければならないという結果が出た。
7番手以内 10番手以降
3コーナー 8 2
4コーナー 9 1
(桜花賞・過去10年の勝ち馬の位置取り)
2着馬に関しては、ロンドンブリッジのように逃げ粘ったり、ムーンライトタンゴ、ブルーリーッジリバーのように後方から差す馬がいたりとその年の展開によって様々だ。
次にローテーション。こちらは予想通りだが中3、4週が突出している。またここ2年はダンスインザムード、シーザリオとフラワーC(中2週)からの出走も連対している。中2週でのGI出走は3歳牝馬にとって厳しいものがあるが、能力のある馬は克服するようだ。
中2週 4
中3週 6
中4週 8
1ヶ月以上 2
最終結論
桜花賞予想その1で取り上げたように、勝ち馬はやはりその時点で1番強い馬が勝っている。
そこで、本命はアドマイヤキッスを推す。今年のメンバーは昨年、一昨年に比べ小粒で混戦といわれているが、私はその中でこの馬の素質、能力は頭一つ抜けていると思う。 前走は着差は僅かだが、後方から徐々に大外を追い込むという強い内容だった。またゴール前もシェルズレイに差し返されると、またすぐに差し返したあたりはまだ余力があったことを示している。これは先頭に立つとソラを使うというサンデー産駒にありがちな特徴でもある。前走は武豊騎手が本番前によくやるどのくらいの脚が使えるか測るレースだったように思える。前走のような競馬では、取りこぼす危険もあるが、そこは桜花賞5勝の武豊騎手、勝つレースは十分心得ているはずだ。
そのアドマイヤキッスを負かす可能性があるとすれば、同じサンデー産駒のフサイチパンドラしかいないだろう。前走も引っかかりながら2着に粘ったように、素質ではアドマイヤキッスにひけをとっていない。しかし、この馬は気性的に問題があるため、凡走の危険も孕んでいる。この馬が実力を出せない場合は、2着には何がきてもおかしくないと思う。
こういうレースはあまり手を広げずに、絞って勝負したい。
<結論>
◎ アドマイヤキッス
○ フサイチパンドラ
<買い目>
単勝 アドマイヤキッス、フサイチパンドラ
馬連 アドマイヤキッス=フサイチパンドラ
ワイド アドマイヤキッス=フサイチパンドラ
何と下表のようなおもしろい結果が出た。
馬番 連対馬数
1~3番 0
4~6番 2
7~9番 6
10~12番 1
13~15番 7
16~18番 4
(桜花賞・過去10年の連対馬の枠順)
不利と言われている外枠は意外と成績がよく、逆に内枠に行くほど成績が悪いのだ。1~3番にいたっては、連対が0だ。もちろんこの結果には、力のある馬がどの枠に入ったかによることはもちろんだが、ここで言える事は。外枠はさほど気にしなくて良い。むしろ内枠の馬は敬遠すべきということだろう。内枠に入ると外から包まれて、スムーズな競馬ができないということが考えられる。
次に展開面。下表は過去10年の勝ち馬の3、4コーナーでの、それぞれの位置取りを示したものである。一目瞭然だが、やはり直線の短い阪神1600Mを勝つには、ある程度前に位置しなければならないという結果が出た。
7番手以内 10番手以降
3コーナー 8 2
4コーナー 9 1
(桜花賞・過去10年の勝ち馬の位置取り)
2着馬に関しては、ロンドンブリッジのように逃げ粘ったり、ムーンライトタンゴ、ブルーリーッジリバーのように後方から差す馬がいたりとその年の展開によって様々だ。
次にローテーション。こちらは予想通りだが中3、4週が突出している。またここ2年はダンスインザムード、シーザリオとフラワーC(中2週)からの出走も連対している。中2週でのGI出走は3歳牝馬にとって厳しいものがあるが、能力のある馬は克服するようだ。
中2週 4
中3週 6
中4週 8
1ヶ月以上 2
最終結論
桜花賞予想その1で取り上げたように、勝ち馬はやはりその時点で1番強い馬が勝っている。
そこで、本命はアドマイヤキッスを推す。今年のメンバーは昨年、一昨年に比べ小粒で混戦といわれているが、私はその中でこの馬の素質、能力は頭一つ抜けていると思う。 前走は着差は僅かだが、後方から徐々に大外を追い込むという強い内容だった。またゴール前もシェルズレイに差し返されると、またすぐに差し返したあたりはまだ余力があったことを示している。これは先頭に立つとソラを使うというサンデー産駒にありがちな特徴でもある。前走は武豊騎手が本番前によくやるどのくらいの脚が使えるか測るレースだったように思える。前走のような競馬では、取りこぼす危険もあるが、そこは桜花賞5勝の武豊騎手、勝つレースは十分心得ているはずだ。
そのアドマイヤキッスを負かす可能性があるとすれば、同じサンデー産駒のフサイチパンドラしかいないだろう。前走も引っかかりながら2着に粘ったように、素質ではアドマイヤキッスにひけをとっていない。しかし、この馬は気性的に問題があるため、凡走の危険も孕んでいる。この馬が実力を出せない場合は、2着には何がきてもおかしくないと思う。
こういうレースはあまり手を広げずに、絞って勝負したい。
<結論>
◎ アドマイヤキッス
○ フサイチパンドラ
<買い目>
単勝 アドマイヤキッス、フサイチパンドラ
馬連 アドマイヤキッス=フサイチパンドラ
ワイド アドマイヤキッス=フサイチパンドラ
by masa_ishizawa
| 2006-04-09 13:05
| レースの予想