2007年 02月 13日
きさらぎ賞 回顧 |
デビュー戦で持ったまま8馬身差の圧勝劇を演じたオーシャンエイプスに大きな注目の集まった今年のきさらぎ賞。
終わってみれば、マスコミやファン、そして関係者の過剰な期待だったのかもしれない。
今回は明らかに完全な力負けだった。
前半1000m通過が61.7秒という超スローペースで、前残りの展開を見越して、3コーナーあたりで中団から早めに動いて4コーナーでは2番手まで進出。直線で伸びるかと思われたが、前を捕らえるどころか逆に突き放され、後続からも一気に交わされてしまった。
1分49秒4。上がり3Fは34.4秒。
同じ舞台でほとんど馬なりで勝った前走が、1分49秒8、上がり3F34.3秒だったことを考えれば、ほぼその力を出し切り、2戦目としては上出来の内容だったとも言える。
距離適性を含めて次走に注目したい。
アサクサキングスは、前走では直線で不利があり敗れたが、今回は展開にも恵まれ本来の力が発揮できた。
3コーナー過ぎで影に驚き、ブレーキを掛けてしまったように、まだまだ幼い面が残っており、自分の形にならないと脆い面を見せる恐れがある。
陣営は、皐月賞へ直行もあり得るとのコメントを出しているが、本番では当然今回のような楽な競馬にはならないだろうから、経験を積ませるらめにも本番前にもう一戦挟んだ方がいいだろう。
ナムラマースはメンバー中最速の上がり3F33.9秒という末脚を繰り出し、実力を見せたが、展開に泣いた。3~4コーナーにかけてズブい面を見せたように、器用さに欠ける面があるので、タイプ的に皐月賞向きとは言えないだろう。
サムライタイガースは3カ月ぶりということを考えればよくやったと言えるだろう。
今後の走りに注目だ。
終わってみれば、マスコミやファン、そして関係者の過剰な期待だったのかもしれない。
今回は明らかに完全な力負けだった。
前半1000m通過が61.7秒という超スローペースで、前残りの展開を見越して、3コーナーあたりで中団から早めに動いて4コーナーでは2番手まで進出。直線で伸びるかと思われたが、前を捕らえるどころか逆に突き放され、後続からも一気に交わされてしまった。
1分49秒4。上がり3Fは34.4秒。
同じ舞台でほとんど馬なりで勝った前走が、1分49秒8、上がり3F34.3秒だったことを考えれば、ほぼその力を出し切り、2戦目としては上出来の内容だったとも言える。
距離適性を含めて次走に注目したい。
アサクサキングスは、前走では直線で不利があり敗れたが、今回は展開にも恵まれ本来の力が発揮できた。
3コーナー過ぎで影に驚き、ブレーキを掛けてしまったように、まだまだ幼い面が残っており、自分の形にならないと脆い面を見せる恐れがある。
陣営は、皐月賞へ直行もあり得るとのコメントを出しているが、本番では当然今回のような楽な競馬にはならないだろうから、経験を積ませるらめにも本番前にもう一戦挟んだ方がいいだろう。
ナムラマースはメンバー中最速の上がり3F33.9秒という末脚を繰り出し、実力を見せたが、展開に泣いた。3~4コーナーにかけてズブい面を見せたように、器用さに欠ける面があるので、タイプ的に皐月賞向きとは言えないだろう。
サムライタイガースは3カ月ぶりということを考えればよくやったと言えるだろう。
今後の走りに注目だ。
by masa_ishizawa
| 2007-02-13 17:43
| レースの感想