2006年 08月 15日
メイショウバトラー 佐賀サマーチャンピオン制覇 横綱へ昇進 |
先日プロキオンS(G3)で見事な復活勝利を飾ったメイショウホムラ産駒のメイショウバトラー (牝6)が、本日佐賀競馬場で行われた交流G3のサマーチャンピオン(ダート1400M)に出走し、見事な勝利を飾った。
レースでは、4番ゲートからのスタートは出遅れてはいないもののあまりダッシュがつかず良くなかった。
すると、佐藤哲三騎手は少しづつ斜行して、馬群の外側につけた。
道中は、前を行く同じ勝負服のメイショウボーラーをマークするように、3、4番手から追走した。
4コーナーでそのメイショウボーラーに外から並びかけると、直線は両馬のマッチレースとなり、壮絶なデッドヒートの末、ゴール前メイショウバトラーが僅かアタマ差だけ抜け出し勝利した。
これで重賞3勝目となり、先日メルマガ版の方で新たに開設したコーナーのマイナー種牡馬産駒番付で大関であったメイショウバトラーは、横綱昇進条件である重賞3勝以上をクリアしたため、第二代横綱に昇進した。
大相撲では、白鵬が大関を二場所でストレート通過出来なかったが、メイショウバトラーは重賞を連勝し、ストレートで綱とりに成功した。
メイショウバトラーは不治の病と言われる屈腱炎を克服しての復活だけにただただ頭が下がる思いだ。
既に6歳という年齢で脚元に爆弾を抱えているだけに、これからの1戦1戦が常に引退を賭けたレースとなると言っていいだろう。
大相撲で故障を克服し、高齢で横綱となった関取と言えば、“おしん横綱”と称された隆の里が思い出されるが、隆の里は結局短命横綱に終わってしまった。
これだけでは縁起が悪いので、故障を克服し大横綱となった関取も挙げておこう。
そう、度重なる脱臼と小さな体格という試練とハンデを乗り越え優勝31回という偉業を成し遂げた千代の富士である。
千代の富士は26歳で横綱となったが、優勝31回のうち実に19回が30歳以上のもの。
30歳を超えてさらに強くなり完成した横綱と言っていいだろう。
今後、メイショウバトラーがマイナー種牡馬産駒の横綱として、隆の里のように無念の結末となるのか、千代の富士のように大横綱への道を進むのかは、陣営のレース選択とローテーションにかかっているだろう。
陣営は、今年の大目標として年末の東京大賞典をあげているが、このレースにはあのアジュディミツオーやカネヒキリといった超強豪の出走も予想される。
また、前走と今回のメイショウバトラーのレースぶりを見ても、この馬にとって適距離は明らかにマイル前後で2000Mはやや長いだろう。
そういう意味でも、今後の大目標は秋のJBCマイルにするべき。
JBCマイルあたりならJBCクラシックやJCダートとの兼ね合いで、アジュデッィミツオーやカネヒキリの出走はまずないだろう。
ブルーコンコルド・クラスが相手ならGIという大勲章を手に入れるチャンスありだ。
今後は、無理をせずに放牧に出して、JBCマイルから逆算したローテーションを組んでもらいたい。
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レースでは、4番ゲートからのスタートは出遅れてはいないもののあまりダッシュがつかず良くなかった。
すると、佐藤哲三騎手は少しづつ斜行して、馬群の外側につけた。
道中は、前を行く同じ勝負服のメイショウボーラーをマークするように、3、4番手から追走した。
4コーナーでそのメイショウボーラーに外から並びかけると、直線は両馬のマッチレースとなり、壮絶なデッドヒートの末、ゴール前メイショウバトラーが僅かアタマ差だけ抜け出し勝利した。
これで重賞3勝目となり、先日メルマガ版の方で新たに開設したコーナーのマイナー種牡馬産駒番付で大関であったメイショウバトラーは、横綱昇進条件である重賞3勝以上をクリアしたため、第二代横綱に昇進した。
大相撲では、白鵬が大関を二場所でストレート通過出来なかったが、メイショウバトラーは重賞を連勝し、ストレートで綱とりに成功した。
メイショウバトラーは不治の病と言われる屈腱炎を克服しての復活だけにただただ頭が下がる思いだ。
既に6歳という年齢で脚元に爆弾を抱えているだけに、これからの1戦1戦が常に引退を賭けたレースとなると言っていいだろう。
大相撲で故障を克服し、高齢で横綱となった関取と言えば、“おしん横綱”と称された隆の里が思い出されるが、隆の里は結局短命横綱に終わってしまった。
これだけでは縁起が悪いので、故障を克服し大横綱となった関取も挙げておこう。
そう、度重なる脱臼と小さな体格という試練とハンデを乗り越え優勝31回という偉業を成し遂げた千代の富士である。
千代の富士は26歳で横綱となったが、優勝31回のうち実に19回が30歳以上のもの。
30歳を超えてさらに強くなり完成した横綱と言っていいだろう。
今後、メイショウバトラーがマイナー種牡馬産駒の横綱として、隆の里のように無念の結末となるのか、千代の富士のように大横綱への道を進むのかは、陣営のレース選択とローテーションにかかっているだろう。
陣営は、今年の大目標として年末の東京大賞典をあげているが、このレースにはあのアジュディミツオーやカネヒキリといった超強豪の出走も予想される。
また、前走と今回のメイショウバトラーのレースぶりを見ても、この馬にとって適距離は明らかにマイル前後で2000Mはやや長いだろう。
そういう意味でも、今後の大目標は秋のJBCマイルにするべき。
JBCマイルあたりならJBCクラシックやJCダートとの兼ね合いで、アジュデッィミツオーやカネヒキリの出走はまずないだろう。
ブルーコンコルド・クラスが相手ならGIという大勲章を手に入れるチャンスありだ。
今後は、無理をせずに放牧に出して、JBCマイルから逆算したローテーションを組んでもらいたい。
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by masa_ishizawa
| 2006-08-15 17:39
| 地方競馬