2006年 08月 14日
北九州記念 レース回顧 & サチノスイーティーについて |
今年の北九州記念、荒れた3、4コーナー馬場内側に対する判断や位置取り、ペースなどジョッキーの判断が大きく明暗を分けた。
勝ったコスモフォーチュンは、1頭だけ馬場内側を通るという騎乗を見せた角田騎手の思い切りの良い好判断が功を奏した。
レース前からの作戦だったようで、まさに作戦勝ち。
1番人気のマルカキセキは意外だった。
どうしたのだろうか。
昨年、レースを使われすぎたことが原因で、馬が走ることに前向きになれないのかもしれない。
体調面ではなく、精神面が原因の不可解な凡走と推測する。
2着のゴールデンキャストは、そのマルカキセキをマークしていたためか少し仕掛けが遅れたようだった。
それでも、直線は強烈な末脚で追い込んできたあたり、やはり夏場は走る。
次走は、サマースプリントシリーズ初代王者とセントウルステークス3連覇を賭けたレースになると思うが、次走も好走の期待大。
3着のホーマンテキーラもゴールデンキャスト同様に仕掛けが遅かった。
この馬も次走も好走の期待大。
メルマガ版の方で新たに開設したコーナーのマイナー種牡馬産駒番付で大関となったサチノスイーティーは、スタート直前にゲート内で落ち着きを失い、そのため少し出遅れてしまった。
スタート後鈴来騎手は、最内枠であったこととレース前から前々で競馬するという作戦があったためか、押して押してハナに立ったが、この馬はたださえ気性的に行きたがるタイプだけに無理に行かせてしまっては、最後までもたない。
4コーナーでは、他馬が外を回ることが十分に予想されたため、荒れたインコースを通ることはあっても最内枠でも馬群に包み込まれることはまずないのだから、無理に行かせずに、出遅れながら差し切った2走前の白河特別(1000万下)のように、あわてずじっくり競馬をするべきだっただろう。
そうしていれば、勝てなくとももっと良い結果になっていただろう。
勝った馬と同じような位置取りでも、リラックスして走っているのと、ムキなって無我夢中で走っているのとではまったく違う。
今回のレースは、まさにちぐはぐでスムーズさに欠けたことが大敗の原因と見る。
オープンクラスでは直千以外のレースでは、3走前の桜草特別(500万下)で見せたように、行きたい馬を先に行かせて、この馬をうまくなだめて好位で追走し、そして直線抜け出すというような競馬をしなければなかなか通用しないだろう。
なぜならただ速いだけの馬なら、この馬より速い馬はいくらでもいるからだ。
そのためには、そつのないレース運びとそれを可能にする馬の精神面の成長と鈴来騎手の騎乗の成長が必要だろう。
そういう意味でもこのコンビはまだともに若く、ともに今後もっと成長しなければならないだろう。
逆に言えば、まだまだともに成長できる余地が十分にあるということだ。
あせらず、一段一段階段を上るように成長していけばいい。
勝ったコスモフォーチュンは、1頭だけ馬場内側を通るという騎乗を見せた角田騎手の思い切りの良い好判断が功を奏した。
レース前からの作戦だったようで、まさに作戦勝ち。
1番人気のマルカキセキは意外だった。
どうしたのだろうか。
昨年、レースを使われすぎたことが原因で、馬が走ることに前向きになれないのかもしれない。
体調面ではなく、精神面が原因の不可解な凡走と推測する。
2着のゴールデンキャストは、そのマルカキセキをマークしていたためか少し仕掛けが遅れたようだった。
それでも、直線は強烈な末脚で追い込んできたあたり、やはり夏場は走る。
次走は、サマースプリントシリーズ初代王者とセントウルステークス3連覇を賭けたレースになると思うが、次走も好走の期待大。
3着のホーマンテキーラもゴールデンキャスト同様に仕掛けが遅かった。
この馬も次走も好走の期待大。
メルマガ版の方で新たに開設したコーナーのマイナー種牡馬産駒番付で大関となったサチノスイーティーは、スタート直前にゲート内で落ち着きを失い、そのため少し出遅れてしまった。
スタート後鈴来騎手は、最内枠であったこととレース前から前々で競馬するという作戦があったためか、押して押してハナに立ったが、この馬はたださえ気性的に行きたがるタイプだけに無理に行かせてしまっては、最後までもたない。
4コーナーでは、他馬が外を回ることが十分に予想されたため、荒れたインコースを通ることはあっても最内枠でも馬群に包み込まれることはまずないのだから、無理に行かせずに、出遅れながら差し切った2走前の白河特別(1000万下)のように、あわてずじっくり競馬をするべきだっただろう。
そうしていれば、勝てなくとももっと良い結果になっていただろう。
勝った馬と同じような位置取りでも、リラックスして走っているのと、ムキなって無我夢中で走っているのとではまったく違う。
今回のレースは、まさにちぐはぐでスムーズさに欠けたことが大敗の原因と見る。
オープンクラスでは直千以外のレースでは、3走前の桜草特別(500万下)で見せたように、行きたい馬を先に行かせて、この馬をうまくなだめて好位で追走し、そして直線抜け出すというような競馬をしなければなかなか通用しないだろう。
なぜならただ速いだけの馬なら、この馬より速い馬はいくらでもいるからだ。
そのためには、そつのないレース運びとそれを可能にする馬の精神面の成長と鈴来騎手の騎乗の成長が必要だろう。
そういう意味でもこのコンビはまだともに若く、ともに今後もっと成長しなければならないだろう。
逆に言えば、まだまだともに成長できる余地が十分にあるということだ。
あせらず、一段一段階段を上るように成長していけばいい。
by masa_ishizawa
| 2006-08-14 22:36
| レースの感想